僕はたまに
Days Japanと言う雑誌を書店で買っているのだが今日は早稲田大学との共催でシンポジウムがあるとの記載があったのでネットで予約して行ってきた。場所は、早稲田大学 大隅記念講堂と言う僕みたいな人間には無縁の場所なのだが、初めて行ってなかなか立派だったので少しビックリした。10分遅れで(寝坊)行ったのだがたくさん人がきていた。最初入った時には日本カメラ博物館運営委員と言う肩書きの
白山眞理さんと言う女性が日本のフォトジャーナリストの紹介、戦争写真の使われ方などを紹介。昔の日本の雑誌とそれにまつわる写真や写真家の話が興味深かった。その後実際のDays Japanの編集長でもありフォトジャーナリス
広河隆一さんのお話。スライドショーを使いながらだんだんと口調が熱く語り、情熱はやはり半端ない。最後、3人目は予定を変更でジャーナリストの
上杉 隆さんが登場。この人知らなかったのだがNY Timesでも働いた経歴があったりしたり、色々国内の情報にも詳しい感じだった。まぁ、それがいわゆるジャーナリストと言う職業なのだろうがなかなか口調もなめらか、いろんな方面に顔をだしていそうな雰囲気がモロモロ出ていた。お話は面白かった。特に政治記者クラブの実態が半分をしめていたがそこが一番、彼自身強調したかったところだったのだろう。
終わってみて思ったのは、やはり真相とその裏にある事情までちゃんと把握していないと真実がわからないと。一枚の写真がどんなに芸術的でも内容がなくては話にならない。メディアは必ずしも写真を撮った人の思う通り伝われるとは限らないらしいが、そんな中で日本のこう言う雑誌の位置づけはとても大事だし、続けてほしい。現状は厳しいらしいが・・・・