「何か好きなものに没頭しながら眠るという“幸せな寝落ち体験”を提供することをコンセプト....」
これって大事だと思う。ストレスで嫌なこと、理不尽なことを感じながら寝るより、なにか興奮、好きなことを考えながら寝たほうがいいような気がする。なにより僕は、小学生だったころ、出来もしなかったスキーを滑っているイメージをして実際その後結構滑れるようになったのだからこれは利にかなっているように思う。
Book and Bed Tokyo
上記、ハイライトした文章はもちろんさすがだと思うが、エディーと言う人は日本のスポーツを見直させてくれて、日本人に合ったコーチングをしていたのだなぁと思う。こんな上司、とてもきつくて、ついていくのは簡単ではないが、人の心と言うか理にかなったアドバイスをしていて理想だ。日本人でこのような指導者がもっと生まれてきてほしい。そして学生の時にこのような指導者にあっていればその後の人生に影響はすくなからず与えるだろう。やはり指導者って言うのは大切なポジションだと改めて感じた記事だ。
下記の記事もいい。
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エディーは、高校ラグビー部を題材にした熱血ドラマ「スクール・ウォーズ」のDVD全巻を見たこともあるが、あるシーンで嘆いたという。
「今からオレはおまえらを殴る!」
試合に負けたラグビー部の監督がこう宣言して、泣きながら選手をパンチする場面だが、エディーは「言われたことを素直にやるけれど、そこには選手自身の判断がない」と考える。「だから、戦術にフレキシビリティ(柔軟性)が生まれてこないのだ」と。
「フレキシブルに対応する力は、日本人が苦手な分野。しかし、ラグビーに限らずすべてのスポーツに求められるもの」
ミーティングでのエディーの言葉に、五郎丸もうなずいてはみるものの、突破口を見いだせていなかった。
「子どものときから、コーチが良い悪いを判断して、トップダウンでおりてくるのに慣れてしまっている。自分たちで言い合ったりできないんですよね。本当に難しい。僕自身、言う自信がない。リーダーの器ではないですもの。自己肯定感が低い? そうですね、低いです」
「小さいときの教育はすごく大事なんだとわかりましたね」という言葉からは、2人の男の子の父親としての顔を少しばかりのぞかせていたが、徐々にグラウンドでエディー以外の人間、つまり選手のしゃべる声が聞こえるようになったことも教えてくれていた。
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なによりいいのはエディーが日本でチヤホヤされる前に次なるステージへ行ったことだ(日本から離れて違うチームへの指導)。裏でなにがあったかわからないが(もしかしたら次のところからいいオファーがあったのだろうし)、日本の管理職もこのような人がどのように育つのかを真剣に考えなければいけないと思う。